

2週間余りに渡ったスポーツの祭典、トリノオリンピックが閉幕します。深夜まで夜更かししたり、まだ暗い早朝から起きたり、一旦寝てから夜中に数時間だけ起きていたり、アノ手コノ手でほとんどの種目をテレビ観戦しました。
メダル獲得が有力!?と期待された女子モーグル。上村選手の5位が最高でしたが、コークスクリュー720は何度見ても世界一の素晴らしさです。
スピードスケートは、500mの及川選手と岡崎選手、団体追い抜きの女子の4位が最高。世界の4位ですから充分に素晴らしいのですが、優勝候補に挙げらるような選手が実力を発揮できず、日本チームとしてメダルを獲得できなかったことが悔やまれます。
スノーボードは、ビックマウスな若い選手が多く、そのほとんどが惨敗でした。彼等だけの責任ではなく、協会としての分析不足も否めません。おそらく彼等は今までと一変して厳しい逆境に立たされるでしょうが、そこから這い上がることができれば、若いからこそ色んな面で成長できるでしょう。
ジャンプやノルディック複合については、大きな活躍はありませんでしたが、戦前の予想ほどに悪い結果ではなかったように思います。若手の成長を感じる事ができたので、来年以降、そして次回のオリンピックには期待できそうです。日本人の努力や技術力は、必ずまた世界のトップに立てると信じています。
大会前は全く期待していなかったのですが、カーリングの女子チームには思わず目を奪われました。全員が北海道出身の「チーム青森」。最初はスキップの小野寺選手の凛とした雰囲気に惹かれ、神業のような精密な技術に驚きつつ見始めたのですが、次第に、全員のチームワークの結晶である事に気づかされました。男子で優勝したカナダチームのスキップは50歳です。それに比べれば、彼女達はまだまだ向上できるでしょうし、頑張って欲しいです。
今大会は日本人選手が全くメダルを獲れず、このままメダル0で終わるのか……と諦めかけた時、フィギュアスケートの荒川選手が金メダル! 早朝からテンション上がって、一日中、ネットでニュースを読みまくっていました。優勝争いをしていた他2選手がコケたお陰と思われがちですが、失敗せずに普段どおりのパフォーマンスを出すということは、何よりも難しいことです。本当に素晴らしい金メダルでした。
そして最後、アルペンスキー回転の皆川選手が4位、湯浅も7位。メダルにはあと一歩でしたが、これは物凄い快挙だそうです。今回は残念な結果に終わってしまった佐々木選手もいます。次のオリンピックこそは念願のメダル獲得の可能性が大いにあります。
オリンピックを見ていたりすると、「やっぱりスポーツ」はいいなぁ〜と思います。これを見ているアナタ、パソコンに向かってインターネットなんてやっている場合じゃないですよ。体を動かさなきゃ。スポーツしなきゃ。……え、スポーツジムから帰ってきて休憩している所だって? オマエと一緒にするなって? それは失礼いたしました…・・・。

トリノオリンピックが開幕しました。元体育会系だった者としては、スポーツの祭典はやはりワクワクします。人間が躍動する姿は美しい。

あえてもう一度言いますが、人間が躍動する姿は本当に美しい。国籍、国籍、容姿(顔)などは全く関係なく、トップアスリートが魅せる世界最高峰の技は、勝負を度外視して感動を憶えるほどに美しいと思います。これは、コンピュータでは決して作り出せないものです。
少し話は逸れますが、最近の映画はあらゆるものがコンピュータグラフィックス(CG)で作られ、時には、人間や動物などの「生き物」ですらCGで作られます。CGを使うことで、普通には行えないようなアクションを見せることが可能になり、映画の表現力は格段に進歩しました。
しかし、ものすご〜く精巧なCGで見た目が実写と変わらなくても、動くと微妙な違和感があるんでよすね……。特に人間(および人型の生物)の場合は、普段から当たり前のように見慣れているだけに、その違和感を感じる事が多くなります。質の劣るCGの場合は見ていて気持ち悪くなるようなときもあります。筋肉や関節の動き、力の加わり方、動くスピードの加減速など、CGが人間の動きを完璧に再現するのは、まだまだ不可能なのでしょう。
その一方、オリンピックなどで一流のトップアスリートが魅せる常人離れした技は、「スゲー!!」と驚きつつも違和感なく受け入れることができます。時には、映画で見たCGの動きを超えることさえあります。深夜までオリンピックを鑑賞しながら人間の無限の可能性を感じつつ、寝不足の頭で無意識のうちに「この動きを再現する為には……」などという無駄な職業病的計算をしてしまうのでしょう……。


キャノン(CANON)が、プリンタのインクカートリッジのリサイクル品を販売している会社を訴え、先日、リサイクルインクの販売会社に対して販売禁止を命じる判決が言い渡されました。
「リサイクルインク」というのは、使用済みの「空になったインクカートリッジ」にインクを詰め直して販売されているものです。新品の純正インクに比べて価格も安くなっています。で、今回、その「リサイクルインク」の販売禁止となったわけですが、そもそも「リサイクルの何が悪いの?」なんて思いませんか?今ではリサイクルは普通のことですし、使わなくなったものを無駄に捨てるよりも、リサイクルして使用した方が環境にも優しくて良いことです。でも、この問題の場合、リサイクルするものが「空になったインクカートリッジ」だということが問題なんですね。インクカートリッジには、印刷をより良く行なう為の様々な技術が使われており、中には特許になっているものもあります。「リサイクルインク」は、その特許も含まれたインクカートリッジを勝手に使用改造(インクを詰め直し)して販売しているという事で、特許権の侵害に当たるそうです。もし、未使用のインクをリサイクルショップなどで販売するのであれば、そのままの状態(改造されていない)なので、全く問題ないでしょう。
また、リサイクルインクを使用した場合は、メーカーが使用テストを行っているわけではないので、リサイクルインクを利用して印刷に支障をきたしたりプリンタ本体が故障した場合でも、保障の対象にできないそうです。
私もリサイクルインクを使ってみたことはあります。理由は当然、価格が安いからです。でも、購入したインクを使い切った時点で、もう使うのを辞めました。リサイクルインクに替えてから、明らかに印刷の質が落ちたんですね。色相が変わってしまったり、かすれたような印刷になったり。酷い時には部分的に白く抜けてしまう(印刷されない)ことも何度かありました。なので、あらためて印刷することになる手間やインク代、無駄なゴミ(印刷ミスの用紙)が出る事を考えたら、普通の純正インクの方が確実なので、それ以来リサイクルインクは使っていません。環境の事を思えばリサイクルは非常に重要なのでしょうが、インクカートリッジに関しては、「環境の為にみんなでリサイクルをしよう!」とはあまりお勧めできないのが、本当に正直なところです。
……なんて思っていたら、電気店に行ったらまだ普通にリサイクルインクが売られていました。おそらく、裁判になった会社とは別の所が販売しているインクなのでしょう。リサイクルに協力する事は素晴らしいことですし、少しでも価格が安いのは魅力的です。私も、印刷の質が向上さえすれば、リサイクルインクを使用するようになるでしょう。リサイクルインクを購入及びをご利用の際は、メリットもデメリットも様々あることを忘れないようにしてください。